1964-09-10 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第69号
特に関係者のわれわれに対する切なる陳情は、隠岐島近海で県外の中型底びき網船が百六十隻も操業し、隠岐島所属船はただの一隻である、そこで、構造改善対策として、昭和四十一年の許可更新期には、相当数の新規許可を隠岐島に与えるよう配慮されたいというのでありまして、われわれとしましても、政府の善処を希望しておく次第であります。
特に関係者のわれわれに対する切なる陳情は、隠岐島近海で県外の中型底びき網船が百六十隻も操業し、隠岐島所属船はただの一隻である、そこで、構造改善対策として、昭和四十一年の許可更新期には、相当数の新規許可を隠岐島に与えるよう配慮されたいというのでありまして、われわれとしましても、政府の善処を希望しておく次第であります。
漁業では、県の水産業振興施策の基幹をなす漁港の整備問題で、隠岐島近海における漁場開発の前進基地として重要な浦郷漁港の港湾施設を視察いたしました。 最後に林業においては、隠岐島造林業の発祥地であり、村有林を中心に村の財政、経済が運営されている布施林業を調査いたしました。 次に、今回の調査の中心課題である農業構造改善事業の問題点について、特に関心を強くした事項を申し上げます。
その要旨は、隠岐島近海は日本海漁業の宝庫であるが、近時寒流の接近に連れて漁族の移動も著しく、これに対し漁業の指導施設と漁況の観測が必要であるから、本年度百二十五万円の縣費を以て、縣立水産試験場分場を設備中であるが、地方財政では十分なる施設を完備すること甚だ困難であるから、これを国立水産試験場の分場にして貰いたいというのであります。